世の中には「ポジティブ思考」を持つ人がある程度の割合で存在していて、人間関係においても非常に活発で分け隔てなくどんな人とでも接することができたりするものです。
しかし、相手側からするとどんな物事にもポジティブであるその特性に居心地が悪くなってしまったり、微妙なリアクションになってしまうこともあるのが現実です。
そう、ポジティブ思考で誰とでも会話ができるからといって誰とでも分かり合えるわけでもないですし、誰とでも居心地が良いと思えるわけではないのです。ポジティブ思考の人は、いったいどのような人を「居心地が良い」と感じるのでしょうか?
この記事では、そんなポジティブ思考の人が「心地いい」と感じる相性の良い相手の見極め方について解説していきたいと思います。
ポジティブ思考のデメリット
ポジティブ思考を持っている人は、誰とでも会話をすることができ、接することでネガティブな感情になってしまったとしてもすぐに切り替えられてしまうので、友人関係が広くなりがちです。
「友人がたくさんいる」というのは、ある意味では素晴らしい事ではありますが、精神衛生上の観点からするとリスクがあるのも事実です。特に、「友人が多いゆえに時間や労力を奪われてしまう」というデメリットは、意外と人生に大きく影響するものです。友人が多いと、必然的に遊びや食事、飲み会などが増えますよね。
LINEなどのやりとりの回数もかなり多くなるはずです。こうなると必然的に時間と労力を奪われることとなりますから、仕事や勉強、未来に向けた努力の時間が少なくなってしまいます。
しかし、ポジティブ思考の人は、こういった状況下であっても、「この人脈が未来に繋がる」「友人との思い出は人生を豊かにする」というようにポジティブに捉えてしまいがちです。確かに人脈や思い出は人生を幸福に生きていくためには重要なポイントではありますが、それらに多くの時間を費やしてしまってはその他の部分が疎かになってしまいます。実際に大学生でサークルや友人の付き合いに参加しすぎてレポートの提出が間に合わなかったり、単位を落とす、留年してしまうといった人は多くいるものです。
そのポジティブな性質を、友人付き合いや将来への努力など様々な面で発揮できるようにコントロールすることができればベストなのですが、現実にはなかなか難しかったりするのです。
ポジティブ思考の人が「心地いい」と感じる相性の良い相手の見極め方
人生を本当の意味で幸福に生きていくためには、やはり交友関係を広げすぎないというのも重要なポイントとなります。その為には、「一緒にいて居心地が良い」と思える相手を見極めて優先的に接することが必要です。
一緒にいて「居心地が良い」と感じる相手を見極める方法として非常におすすめなのが、「一緒に食事をしたり飲みに行く」ということです。この時、複数の友人で食事をしたりお酒を飲むのではなく、「1対1」でいくことが重要です。1対1で食事やお酒を飲みながら会話をすると、その人の人間性や知性、価値観などを深く知ることができますよね。そうすると、複数でいる時よりも「自分との相性」や「居心地の良さ」が鮮明になるので、大きな判断材料となるのです。
「付き合う人を選ぶ」というのは、あまりイメージ的に良くないかもしれませんが、時間や体力、精神力が有限である以上、致し方のないことだと言えるでしょう。この方法によって「居心地の良い」人との接点を多くすることができれば、その後の人生が良い方向に進んでいく可能性は高くなるはずです。
まとめ
今回は、ポジティブ思考の人が「心地いい」と感じる相性の良い相手の見極め方について解説してきました。
- ポジティブ思考ゆえに交友関係が広がりやすい
- 交友関係が広がりすぎると仕事や勉強、未来に向けた努力の時間が少なくなってしまう
- 「心地よい」と感じる相手を見極めて優先して接していく
- 交友関係が良好になり交友関係を狭めることができれば、必然的に無意識に感じていたストレスも減り、時間や労力を他の事に使える
このように、交友関係が広くなりがちなポジティブ思考の人は、「心地よい相手を見極めて優先して接すること」がとても重要です。
ぜひいろいろな友人と1対1で食事やお酒を飲みながら深い会話をしてみてはいかがでしょうか?