自分が発する言葉は潜在意識に大きな影響を与える！ポジティブな「言い換え」を継続することの重要性

2021 6/28

2021.06.28 2021.06.28

潜在意識を書き換えることは人生を幸福に生きることと同じ意味を持ちます。「いやいや、潜在意識は自分ではコントロールできない意識なのだから書き換えるなんて無理」と思っている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

潜在意識は書き換えることが可能ですし、実際に大きな成功を収めた人の多くは潜在意識を書き換えています。（意図的に書き換えている人もいれば、意図せずに書き換えている場合もある）では、いったいどのように潜在意識を書き換えるのか？

その答えは、「自分の発する言葉を言い換える」ことです。更に、1つや2つの言葉を言い換えるのではなく、いくつもの言葉を意図的かつ長期的に言い換えることができれば、潜在意識を書き換えることができ、結果的に幸福度の高い暮らしを実現することが可能なのです。

この記事では、そんな「ポジティブな言い換えを継続することの重要性」について解説していきたいと思います。

自分の発する言葉を言い換えるとは？

人が発する言葉には、自分で考えて言葉と、深く考えずに咄嗟に出る言葉の2種類があります。

前者は自身でコントロールできる「顕在意識」であるのに対して、後者は自身でコントロールができない「潜在意識」によるものです。自分の発した言葉を思い返してみるとわかりやすいかと思いますが、大抵の人は「ポジティブな言葉は顕在意識」であることが多く、「ネガティブな言葉は潜在意識」であることが多い傾向にあります。

しかし、そんなネガティブな言葉を発した瞬間に気づき、ポジティブな言葉に変えることを継続していけば潜在意識事態を書き換えることが出来るのです。

例えば、「忙しい」という言葉をつい発してしまう人は多いかと思いますが、この言葉を「充実している」と言い換えるとどうでしょうか？忙しいというネガティブな印象が、「充実」というポジティブな印象に変わりますよね。

このように、自分の発する言葉をポジティブに言い換えることが出来れば、潜在意識に意図的に働きかけ潜在意識自体を書き換えることが出来るのです。

言い換えに適したポジティブな言葉

忙しい」というネガティブな言葉を「充実している」というポジティブな言葉に言い換えるという例を出しましたが、その他にも様々な言い換えが可能です。

「すみません」→「ありがとう」

日本人は特に「すみません」とすぐに謝ってしまう傾向にあります。自分が悪いことをして「すみません」と謝るのならばわかりますが、他者に親切にされた際に「すみません」と言うのは良く考えれば違和感がありますよね。

では、そんな「すみません」を「ありがとう」に変えてみてはどうでしょうか？他者が受ける印象も自身が自覚する感覚も、間違いなくポジティブな印象になるはずです。

「緊張する」→「ドキドキする」

暮らしの中で緊張する場面は意外と多いものです。学校や資格の受験、意中の異性や目上の人との会話など、誰にでも緊張する場面はあるものです。

しかし、その際に「緊張する」という言葉を発してしまっては潜在意識を書き換えることが出来ません。もしもそんな言葉が出てしまったら、すかさず「ドキドキする」という言葉に言い換えましょう。

緊張する場面があるたびにこの言葉を発することが出来るようになれば、潜在意識を書き換えることができ、いつの間にか緊張する場面を上手に乗り切れるようになるはずです。

「ドキドキする」という言葉以外にも、「ワクワクする」という言葉でも同様の効果を得ることが出来ます。

「どうしよう」→「大丈夫」

予期せぬことが起きてしまうと、「どうしよう」と不安がそのまま言葉として出てきてしまいますよね。

しかし、その言葉を「大丈夫」と言い換えてみるとどうでしょうか？「大丈夫」の言葉を口にすれば、その後は必然的に「何をすれば良いのか」という思考になります。仕事や恋愛はもちろん、あらゆる場面において問題はつきものです。

そういった問題が発生するたびに「どうしよう」とネガティブな思考になる人と、「大丈夫」とポジティブな思考になる人では、どちらが高い幸福度を得ることが出来るでしょうか？答えは後者に決まっていますよね。

「大丈夫」という言葉を長期間発していけば、潜在意識を書き換えることでき、いつしか問題が発生しても動じない強さが身に付くはずです。