顕在意識と潜在意識、超意識の違いとは？

2021 6/24

2021.06.24 2021.06.24

人は主に論理的な思考や思考、決断などを自分自身で行う「顕在意識」が中心となって生きていると思っていますが、実際には「潜在意識（自分ではコントロールできない意識）」の割合がかなり多いのです。

どれくらいの割合なのかというと、「顕在意識が5％程度で潜在意識が95％程度」と言われています。

普段我々が、「〇〇をやらなきゃ」「○○の方が良いかな」と悩んでいる「顕在意識」は、実は自分自身にそれほど大きな影響を及ぼさないのです。

最近では、「潜在意識を変えれば幸せを実現できる」という類の情報が多く出回るようになり、中には怪しい情報などもあったりしますが、正しく理解して正しく活用すれば本当に幸せを引き寄せることは可能なのです。

そして、そんな潜在意識の更に奥にある「超意識」に気づくことができれば、運を呼び込み人生で成功する確率を大きく上げることができます。

今までそういった様々な「意識」を考えたことがないという人は、「顕在意識と潜在意識、超意識は具体的にどんな違いがあるの？」と疑問に思ってしまいますよね。

この記事では、そんな「顕在意識と潜在意識、超意識の違い」について解説していきたいと思います。

顕在意識

それではまず、自分が日々の生活の中で意識できる「顕在意識」について解説していきましょう。

顕在意識は意識全体の5％程度しかないということはすでに前記しましたが、具体的にどのようなものが顕在意識にあたるのでしょうか？

それは、自分自身で物事を選択をしている場面で現れます。「よし、今から勉強をしよう」「ダイエットしないとそろそろまずいな」「今日はあのお店に行ってみよう」このような思考はすべて「顕在意識」が働いているわけです。

「なんだ、だったら生活のほとんどが顕在意識だから5％なわけないじゃん」と思う人もいるかもしれませんね。

しかし実際には、その顕在意識以外の意識によって人間は動いていることが多いのです。それが「潜在意識」であり、「超意識」です。

潜在意識

潜在意識と言われても、いまいちピンとこないという人は多いはずです。確かに、自分では意識できない部分なのでイメージしにくいですよね。例を挙げてみましょう。

自分自身の顕在意識によって決めた「よし勉強をしよう」という行動があったとします。次の瞬間、無意識に自分の部屋へと向かい教科書の入ったバッグを開け教科書や筆記用具を取り出します。まさにこれが「潜在意識」です。

朝目覚めて頭がボーとしている状態でもトイレに行って手を洗い、ついでに顔も洗ってコップ一杯の水を飲むことができるように、「意識しないでも動いていることは潜在意識によるもの」なのです。

会社に車で出勤するその道順も、意識しなくても勝手に動けますよね。「この交差点を曲がったら1キロくらい直進で、あそこのコンビニの交差点を左折する」こんなことを毎日考えて行動している人はまずいません。何度も何度も繰り返していることで、潜在意識に組み込まれ意識しないでも会社に辿りつくことができるようになります。

「ボーっと考え事をしながら運転していたら会社の駐車場に着いていた」というような経験は誰にでもあるかと思いますが、まさにそれが「潜在意識」なのです。

こう考えてみると、我々の実際の生活に潜在意識が非常に深く関わっていて、冒頭で解説した「顕在意識5％、潜在意識95％」という内訳も納得できるはずです。

超意識

最後に「超意識」について解説しましょう。顕在意識や潜在意識は比較的認知度の高い言葉なので、言葉くらいは知っているという人が多いはずです。

しかし、「超意識」はこれまでそれほど頻繁に使われてこなかったので、全くイメージできないという人が多いかと思います。「超意識」とは、潜在意識の更に奥深くにある意識の事で、「宇宙のエネルギー」や「神の領域」というレベルのものや、いわゆる「第六感」なども超意識にあたります。

超意識に目覚めることができると、運を引き寄せることができ、同時に大きな幸福感を感じながら生きていくことができるのです。

実際にどのように超意識に目覚めるのかと言えば、まず「ネガティブな思考や雑念などを排除すること（クリアリング）」が必要です。例えば瞑想をすることによってそのような状態を作り出すことができます。